SLE患者向け紫外線対策

🌞 SLE患者さんのための紫外線対策

『なぜSLE患者は紫外線を避けるべき?』

紫外線は遺伝的素因と並んで、SLEの発症や悪化に関わる環境因子の一つ とされてて、強い紫外線に当たることが病気の悪化の原因になる って日本リウマチ学会も言ってます。

具体的にこういう症状が出やすい👇

・蝶形紅斑や円板状皮疹(日光曝露で増悪する )

・日光過敏症(強い紫外線にあたった後、赤い発疹・水膨れ・発熱が出ることがある )

・皮膚症状だけじゃなく、関節症状や全身症状の再燃の引き金にもなることがある

基本の対策3つ

① 一年中、天気関係なく対策する

紫外線量の違いはあっても、紫外線は年中降り注いでいるため、天候や季節によらず対策が必要です 。曇りの日も雨の日も油断しないようにしてください。

② 服・小物でフィジカルにガード

長袖や長ズボン、ロングスカートで腕や足に当たる紫外線を防げる 。加えて:

・日傘(完全遮光がベスト → 後述のサンバリア)

・つばの広い帽子

・UVカットフェイスカバー(ヤケーヌなど → 後述)

・UVカットアームカバー(→ 後述)

・ストール

・UVカット機能つきの衣類(→ 後述)

・サングラス(目からの紫外線も影響する)

③ 日焼け止めを塗る

服で隠せない顔・首・耳・手の甲は日焼け止めでカバー。首や耳も忘れずに 塗るのがポイント。

🧴 日焼け止めの選び方

数値の目安

SLE患者は一般の人より厳しめに選んだほうがいい。MSDマニュアルではSPF30以上の強い日焼け止めの使用が推奨 されています。

成分は「ノンケミカル(紫外線散乱剤)」がおすすめです。

ステロイド内服で皮膚が敏感になってる人も多いから、刺激の少ないタイプがいいです。

・パッケージに「ノンケミカル」「紫外線吸収剤不使用」と書いてあるもの

・主成分は酸化亜鉛や酸化チタン

・紫外線散乱剤は紫外線を反射させて肌を守るタイプで、刺激が少なく敏感肌向け 

※金属アレルギーがある人は酸化亜鉛に反応する場合があるから成分チェック推奨

【塗り方のコツ】

・たっぷり・ムラなく(ケチると効果が数値どおり出ない)

・汗や皮脂で落ちるので2〜3時間ごとに塗り直し

・外出20〜30分前に塗っておく

👒 ヤケーヌ(UVカットフェイスカバー)

日焼け止めが塗れない/落ちた時のお顔をしっかり守れる、SLE患者さんに人気のアイテム。

特徴

・立体構造により呼吸に最適な空気口を作っていて、息苦しくなくスポーツにも使えます

・糸の中に酸化チタンを織り込んだフルダル糸を使用していて、UVカット率が極めて高く、洗濯してもUVカット効果が落ちない 

・後加工ではなく繊維自体がUVカット効果を持つため、洗濯をしても半永久的に効果が持続 

・遮熱効果により、従来のポリエステルと比較して約3度涼しく過ごせる 

・UVカット率は商品によって 91%〜99.9%(UPF50+)

『シリーズ(代表的なもの)』

・スタンダード → 初めての人向け、日常使いに

・目尻プラス → 目尻までしっかりカバー

・爽クール → 打ち水効果で涼しい

・アスリート → スポーツ向け、ズレにくい

・プレミアム → UVカット率99.9%の最高ライン

こんな時に便利

・洗濯物干し・買い物・送迎

・車の運転中(窓からのUV-A対策)

・ウォーキング、ガーデニング

・日光アレルギーで外に出られない人、肌の施術ケアで日光を浴びられない人 にも使われてる

💪 UVカットアームカバー

半袖の季節や、車の運転、ちょっとした外出のときに腕を守る必須アイテム。

選ぶときのポイント

① UVカット率・UPF値をチェック

アームカバーを選ぶ際にまず確認すべきなのは「UVカット性能」で、UPF50+が目安。紫外線を約98%以上カットできることを示し、一般的なTシャツよりもはるかに高い防御力を持つ 。SLE患者は UVカット率99%以上 / UPF50+ のものを選ぶと安心。

② 長さ

肩や二の腕までカバーできる ロング丈(60〜70cm前後) がおすすめ。Tシャツと合わせても日焼けする部分がないように。

③ 手の甲までカバーできるか

指穴(サムホール)付きだと手の甲までガード。車の運転・自転車で特に大事。

④ 素材

・接触冷感 → 夏場の暑さを軽減

・吸汗速乾 → 汗をかいても蒸れにくい

・UV吸収剤後加工品より、繊維自体がUV対策されているもののほうが洗濯による劣化が少ない

⑤ ズレ落ち防止

上腕口にシリコンゴムや滑り止め加工があるものが快適。

【おすすめのタイプ・ブランド】

・芦屋ロサブラン ーーー100%完全遮光。裏地は接触冷感素材で日本製。サンバリアと並んでSLE患者さんに人気

・ヤケーヌ ーーーーーフェイスカバーと同じフルダル糸を使用。

・サンバリア100 ーーーー完全遮光アームシェードあり

・Wpc. ーーーーUVカット率96〜98%、指穴付きで手の甲までカバー。全長70cmのロング丈で二の腕までしっかりカバー。デザイン豊富。

【注意点】

・洗濯は洗濯ネットに入れて。劣化を防ぐ

・汗や皮脂で汚れたら早めに洗う(UVカット効果維持のため)

・ワンシーズンごとに買い替えを検討すると安心

・UVカット加工済みの製品を選べば色は好みでOK

☂️ サンバリア100(完全遮光日傘)

はじまりは、日光アレルギーに悩むお客様の声。「安心して外を歩きたい」という願いに応えて生まれた というブランドで、SLE患者さんとの相性がとても良い。

『特徴』

・サンバリア100オリジナルの4層構造を持つ完全遮光生地で、紫外線・赤外線・可視光線を全て100%カット 

・生地自体の構造(4層構造)で遮光性100%を実現しているので、生地が破れない限り完全遮光100%の機能が低下することがない (摩擦に強い)

・生地の色に関係なく全色、遮光率100% (好みで選んでOK)

・赤外線と可視光線もカットするため、傘の下にいるだけで涼しく快適に過ごせる (熱中症対策にも◎)

・内側が黒色で、地面や周囲からの反射光を吸収し、まぶしくなく目が疲れにくい 

『一般的なUVカット日傘との違い』

普通のUVカット日傘は紫外線反射剤・吸収剤で生地を後処理していて、摩耗するとカット率が低下する 。サンバリアは生地構造そのもので遮光してるから劣化しにくい。

【タイプ】

・長傘(S/M) → 一番カバー範囲広い

・2段折 → 日常使いに一番人気

・2段折コンパクト → カバンに入る

・3段折 → 最もコンパクト、持ち運び重視

価格は1万円前後〜だけど、長く使えること・SLE患者にとって「ちゃんと守られてる」安心感を考えると投資価値アリ

🏠 室内でも対策が必要

見落としがちだけど、屋内でも窓から紫外線は侵入してくる。光線過敏症が引き金となりSLEを発症した患者は、屋内でも窓際を避け、カーテンやブラインドを活用 することが大事。

・UVカットカーテン・フィルムを窓に

・窓際に長時間座らない

・室内でも日焼け止めを塗る習慣を

・蛍光灯からも微量のUVが出るので、気になる人はLEDに

☀️ 外出時の工夫

外出時はなるべく日陰を選ぶ。ただし紫外線は地面に反射するので、日陰でも日差しが強い時間帯の外出は極力避けて、長時間屋外にいないようにすることも大切 。

・紫外線が一番強いのは10時〜14時、この時間帯は避ける

・アスファルトやコンクリートからの反射光にも注意

・水辺・雪の日は反射が強いので要注意

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